2012-2011年 古屋敬多とお芝居
本当に続きました。
前述の通り、気持ちはあるけど気合いはない!
ということで、記憶と勢いだけで今回も書きなぐる。
③2011年〜2012年 舞台「恋する私のベーカリー」&TVドラマ「恋する私のベーカリー」
この当時の最高傑作。略して”恋パン”。
ほぼ主演舞台!!!ほぼ主演ドラマ!!!
そして、主題歌もLead!!!!!!
という、奇跡の作品。
すべてDVDになっています。有り難き幸せ。ありがとうlalaTV。
古屋さん演じるは、天才パン職人・間宮黎司。
ツンデレ俺様キャラ、というか基本的にキレている。
なんでも匂いを嗅ぐのがクセ。
胸キュン少女漫画作品と言えば、とりあえずイケメンを脱がすので、当然のごとく古屋さんも脱がされますが、見ての通り当時は今以上にカリカリに痩せていたので、脱がしてはみたものの、基本的にバスタオルで隠されます。
”セレスティン体操”という、パパイヤ鈴木さんが振り付けた体操(?)では、遺憾なく古屋さんの才能が発揮されており、無駄にキレがある。本当に無駄に。
黎司というキャラ的に、なぜこの体操を真面目にやっているのかは、深く考えないようにしたいところ。
基本キレてるだけの黎司だけど、唯一父親のことを話すシーンは、抱きしめたくなるほどに、寂しそうに語る。
…ただ、ひとつだけ言うと、この良いシーンでエプロン逆に巻いてんだよね。
こんなところで古屋敬多だしてくんなよwwwwってなるので、DVD見直した3回目くらいで気にしてみてください。←
ラスト、花ちゃんを抱き寄せるところは、日によって変えてきて、とにかく強引に行くパターン、優しく抱き寄せるパターン、優しくからの強引パターン、とか、え、ちょ、、、そんなにパターン繰り出せるの/////ってときめきが止まらなかったやつ。
ありがとう恋パン。
舞台の続きを描いたドラマ版でも、とにかく喧嘩してる。キレ芝居だけは永遠の課題。
花ちゃんに対しては、急にデレはじめた。
というかむちゃくちゃ束縛がすごい。俺の女になったとたんにこれだよ!
黎司めんどくせぇな!!!
とか思いながらも、エンディングでスパーーン!!とハマるLeadの主題歌「Hungry Sniper」が気持ちよくてたまらないです。
あー!Lead売れたわ!!(大の字)ってこの当時は思ってました。
最終回のキスシーンは、あまりにも一瞬の出来事なので、チューした?!本当にチューした?!?!って、中学生男子のように一時停止〜スロー再生を繰り返した人が続出した。(と思う)
かなりついでに言うと、この時期、”リアル恋パン”とか言って、古屋敬多プロデュースのパンが発売されたこともあった。
「黎司からのエピローグ」(ベーコンエピ)と、「俺ンジデニッシュ」(オレンジデニッシュ)。ふざけている。
特に印象にも残らない天才パン職人とはほど遠いだたのおいしいパンだった。
2011年12月から、2012年2月いっぱいくらいまで、舞台、ドラマ、リアルパン(?)と続いた恋パン月間。
今思うとなんて幸せな期間だったことか、大変大変お世話になりました。
とくに深く考えずに見れるところは良きです。
当時、Leadの事が好きすぎる、で有名だった(?)K田マネージャーが残した恋パン期間中の貴重な動画…なのに、Leadの中でも特に大好きな敬多いじりがとまらない動画も貼付けておこう。
K田とLeadersは永遠のライバル。あのときはありがとうな。
『プリシラ』を経た今、『恋パン』への思いも薄れてきたかと思いきや、そこそこ書いてるわ。。。
次、行きます。
④2011年 舞台「新・日ノ丸レストラン」
こちらもDVDになってます!画質も音も悪いがご愛嬌。
はじめての外部作品で、なおかつ座長公演。
この作品があったからこそ恋パンへと繋がった、と思う。
2011年と言えば、3.11があった直後の、4月に上演された作品。
自粛する作品が相次ぐ中、無事上演されてよかった。
古屋さんの出演作の中でも、実はこれが一番演劇なんじゃなかろうか。
その分かなり苦労したようだけど。
演出の岡本さんに丸一日かけて絞られた、みたいなこと、当時のマネージャーが語っていた気がするけど、もう消えてしまった。
古屋さんの役は、まさかの指名手配中のアメリカ人・イチロー。
かなり久しぶりに見返したら、あれ、なんか、すごくいい。
ほんの一瞬だけど、ブロードウェイを再現するシーンで、とんでもなく美しい開脚ジャンプを披露して、あ、ここはブロードウェイだ、って感動したのを思い出した。
カウンターでお酒を作る姿が、なんの違和感もなくシェイカーを振るので、あれ???古屋さんやっぱり昔のほうが器用たった???なんて思う。
お芝居もかなり荒削りだけど、とてつもなく闘っている。
役として消耗してるのは、プリシラの次にこれかもしれないと思うほどに。
これもやっぱり比較的キレキャラ。
古屋さんって、今でこそ"ゆるふわ"みたいな印象を与えるようになったけど、一生反抗期みたいな時期もあったなあと思い出した。
若さゆえのキレ方に、その姿が垣間見れる。
脚本は演出と同じく岡本貴也さんが担当されていて、当て書き、ではないかもしれないけど、古屋さんへの印象が盛り込まれてるような気がした。
誰よりも自由を求め、強い人間のように見えて、戦争から逃げ出してしまうような、そしてそれをコンプレックスとして生きているような、うまく表せないけど"もどかしさ"の塊みたいなイチロー演じる古屋敬多だった。
"戦争でもしも日本が勝っていたら…"
そんな設定を題材に、気を抜いていたら置いていかれるほどに考えてしまう場面もあった。大人になった今の方がよっぽどおもしろいと思うかもしれないので、しばらく見ていなかった方は新たな発見があるはず。
久しぶりにストレートプレイもいいな🤔
と思ったので、次作に期待。
ということで、次回に続く!…と思う。