🍌の日記

古屋敬多の才能に仰け反る日々。

推しの才能が評価された話

「推しの才能が評価された話」という名の、厄介なオタクがちょっとだけ報われただけの話です。

ただの盛大に拗らせたオタクの話で、プリシラの話はほとんどしていないのでロス中の方は読まなくても大丈夫です。笑

 

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2019年3月、待ちに待った舞台『プリシラ』の再演により、推しが”驚くほどの才能”と、評価された。

 

 

 特にこの記事は、印刷して渋谷のど真ん中で配り歩きたいくらいに褒めちぎられている。

これは号外だ。

 

以下、引用。 

spice.eplus.jpそんなバーナデットと新旧ドラァグクイーン対決をしばしばみせるアダムを演じるのが古屋敬多である。演出の宮本が「彼は驚くほどの才能」と評価する古屋 は、魅力的な俳優が揃う「プリシラ」でも、圧倒的な存在感を見せつけている。天真爛漫で、自分の気持ちや欲望に素直なアダムは、子供のようでありながら、 繊細な心の持ち主だ。登場シーン「Material Girl」では、リアルな女性が登場したかのような華やかな美しさだった。いつも元気にはしゃいでいるアダムだが、時折ふとした陰を見せるシーンでは揺れ る感情を丁寧に演じる。パワフルでしなやかな踊りと伸びやかな歌声で、舞台上に1人のシーンでも客席の集中をさらい、舞台上に余白など見当たらない。ま た、バーナデットに、自分との違いを見せつけるシーンでは片手で逆立ちし、さらにジャンプするという身体能力の高さを見せ、客席からは歓声が沸いた。古屋 の確かな表現力を感じる事の出来る圧巻のパフォーマンスにはぜひ注目して頂きたい。

”客席の集中をさらい、舞台上に余白など見当たらない”

って、ステージに立つ人への、史上最強の褒め言葉じゃないスかあ???????

 

推しの好きなところとして「顔が好き」「ダンスが好き」「歌声が好き」「もう人として好き」などといろいろあると思うが、私は全部ひっくるめて古屋さんの「才能」を推したい。

 

古屋敬多の”才能”とは?

と言うところだけど、卒業してしまったリーダー・宏宜も、最後のブログにこう記している。

ameblo.jp

いつの日からか『ヒロさん』って『さん』付けで呼ばれるようになって、
その理由を『尊敬してるから』って言ってくれたよね。
もう、恥ずかしすぎて完全に受け流したけど、
俺もケイタのことを尊敬しているよ。


パフォーマンスのレベルもそうだし、
誰からも愛される、人を引きつけるキャラクターもそう。
この世界で生きていくための天性のセンスをうらやましいくらい持っている。

 

”この世界で生きていくための天性のセンスをうらやましいくらい持っているところ”

が、まさしく古屋敬多の才能な訳だけど。

 

例えばこういうところ。

youtu.be『テレフォンショッキング』といえば、芸能人にとって出演すること自体がステータスで、もれなくメンバー全員ガッチガチに緊張している中、平然とタモさんと喋っているのが古屋敬多という人。

 

今でこそ、ゆるふわ、だとか、頼りない、だとか、喋るとヤバい、的な空気を醸し出しているが、当時は外に出れば出る程、その才能は発揮されていた。

番組に出れば使えるコメントを残し、無茶ぶりには即座に答え、MCでは、会場の集中を集めたところで、一気にオチをつける。

 

そりゃあ、ピンク着せてタモさんの真隣に座らせられるのは敬多しかいない。

 

ヒロさんに『さん』をつけるのは、『尊敬しているから』という理由なら、私もだいたい同義で「古屋さん」。なんならもう「古屋師匠」と呼んでいた。

 

つい最近も伸也さんがラジオで

「敬多はスイッチが入るとすごく頼もしいし、男気が出る。」

と言っていた。

ただし、オフの時は「何も聞いていない。」らしいけど…。

 

 

そんな古屋さん、もとい、古屋師匠のスイッチが入るタイミングは、おそらく「好きなもの」を目の前にした時。

 

「ダンス」、「歌」、そして「お芝居」。

”好き”だと思った事に対して異常に輝きを放つ。

 「好きなもの」への純度が圧倒的に高い。

 

今回の『プリシラ』の千秋楽の挨拶で、自身の役柄への思いを

「アダムを愛してしまった」

と表現した。

 

共演のキンタロー。さんも

「お互い本当に役が好きすぎる同盟」

というほど役に、好きが、愛が、溢れていた。

 

純度の高い金がとてつもなく輝くように、

古屋さんの「好き!」が溢れてステージ上を埋め尽くす。

 

 

「驚くほどの才能」と評価された時、

 我が師と仰ぐ古屋さんが認められたとなれば、自分も認められたも同然。←

って、これは紛れもなく古屋さんの努力、才能が認められた物であって、私は何も関係ないのだけど。

長年推し続けてよかったなあ、と謎にしみじみしちゃった話。

 

 

 

ここからは壮大な余談だけど、ジャニーズのKing&Princeがデビューした頃、ジャニヲタの間で”新規古株”論争が起きていたのを目にした。

この頃、ドラマ『花のち晴れ〜花男Next Season〜』のヒットで、平野紫耀くんの新規ファンが爆発的に増えたから。

キンプリの原型ができたのは2015年頃らしいが、デビュー17年目のLeadさんからすると、たかが4〜5年の話で新規と古株なんてあるのか?と思いつつ、元々ジャニヲタだったので、古株と新規の溝が深い事は理解している。

「ごく出*1」は永遠の新規なのだ。(アラサージャニヲタが頷いてくれることを願って)

 

前置きが長くなったが、その論争の中で、平野くんを入所当時から担当している*2っぽい方が、なぜ古株は厄介なのか、という大変興味深い記事を書いていたので読んでみた。

 

その方の意見をものすごくザックリと書くと、

この人すごいんですよ!だからあなたも好きになって!

と主張し続けていたにも関わらず、世間は見向きもしなかった。

だけど、ある日突然世間の注目が集まると、自分の無力さを痛感した、的なニュアンスだった。

(元記事見つけられないので完全にニュアンス)

 

そう私達ファンは時として無力なのだ。

 

いや、これ、何の話?

ってなってきたけど、新規がどう、とかじゃない。

長い事私の話聞いてくれなかったじゃない…!っていう哀しみが、古株を厄介にさせる、というもの。

 

中学生でLeadを好きになり、中学、高校、とクラスメイトにLeadをすすめてはイベントやライブに無理矢理連れて行き、ガラケーからスマホに切り替わり、インターネットやSNSを駆使して、Lead、そして、古屋敬多を好きになって!お願い!

と、平成の半分以上を費やして主張してきた(激重)

 

が、長年本人達も目標として掲げている”武道館”、”オリコンチャート1位”を実現させてあげられる程、ただのファンの布教活動ではどうにもならないこともあったけど…。

 

ファンが「最高!」って言うのは当たり前の事で、ファンではない方の評価は、説得力増し増しのスペシャルな言葉だ。

 

「驚くほどの才能」

たった一言だけど、私の17年間なんて消え去るくらいのパワーのあるお言葉。

だけど、やっと自分の主張を聞いてもらえた気がして、嬉しくなっちゃっただけの話。

 

いや、これ、だからなんの話?だけど、

ようするに古屋敬多の才能に惚れ込んで、拗らせたオタクの話。

 

ちなみに、オタクが「好き」を極めると、純金のように激重いです。

お後がよろしいようで。(?)

*1:ドラマ『ごくせん』出演以降のKAT-TUNファン

*2:ジャニーズは事務所に入ったら入所、”推し”ではなくて”担当”って言うのなんでだろうね